【第一講座】経営指針書は文化を動かす「共通言語インフラ」 講師 石黒健太
第1講座では、代表の石黒より
「経営指針書の実践による企業文化の作り方と、権限移譲による組織化の実践事例」についてお話ししました。
“経営指針書=理念をまとめた資料”というイメージをお持ちの方も多いかもしれませんが、
今回の講座ではそれを「どう文化に落とし込み、現場で活かすのか」という、実践に基づく内容を紹介。
- 「毎週の読み合わせ」で共通理解をつくる仕組み
- GPTのサポートにより、表現の統一やわかりやすさを改善
- 在宅ワーカーと連携して、構成図や資料の視覚化・整備
- 指針書を起点とした評価・採用・教育の再設計
など、実務レベルでの取り組みをご紹介しました。
【第二講座】60名体制を支えるマネジメント設計 ゲスト講師 吉田雅一先生
続いての第2講座は、L&Bヨシダ税理士法人(新潟)より、代表社員の吉田雅一先生をゲストにお迎えし、「60名体制を支えるマネジメントの仕組み」について講演いただきました。
- クレーム・不正・サボりが起き始めた“和気あいあい期”からの脱却
- 共通ルール×ピラミッド型組織による属人化の排除
- 「上司の顔色を伺わない」結果評価文化の設計
- 責任者の定義は“最初に1人を決める・責任は結果に発生させる”
など、赤裸々な失敗談とともに、一貫した考え方と運用ノウハウをシェアいただきました。
特に「リーダーの仮面を被りどう指導するか」という話では、多くの会員の皆さんが質問し盛り上がりました。みなさん真剣な表情で自分の組織と照らし合わせながら、メモを取られていたのが印象的でした。
ディスカッションでは…
ディスカッションと会員交流も盛り上がりました!
今回の定例会では、各講座のあとにディスカッションタイムを設けました。
「自分の事務所ではどう実践するか?」をテーマに、
所属地域や事務所規模の垣根を越えて、参加者同士が積極的に意見交換。
- 「うちの読み合わせ、形式だけになってます…」
- 「役割定義、たしかに免責になりがちですね」
- 「責任者1名ルール、明日から導入します」
といった実務レベルの発言も飛び交い、突破会ならではの実践志向の交流が生まれました。
定例会後は懇親会も開催!
定例会終了後は、京都駅近くのお店に移動して懇親会を実施。
ほぼ100%の参加率で、初参加の方も含めて大変盛り上がりました!
セミナー中では話しきれなかった
「3代目の苦労の共有」や「事務所で取り組んでいる新規事業」など、
ここだけの実務トークが飛び交い、事務所経営の現場力を高め合う夜となりました。
おわりに
1億突破会では、“情報”だけでなく“実行するための仲間と仕組み”を重視しています。
今回も、ご参加いただいた皆様とともに、学び合い、語り合い、行動に落とす時間をつくれたことに感謝しています。
次回の定例会も、ぜひ楽しみにしていてください!
次回の定例会のご案内
次回の定例会は8月にオンライン開催、テーマは「採用」です。
応募の段階から育成まで、突破会の成功事例をもとにお届けします。
さらに12月には、再びオフラインでの定例会を企画中!
今回はより大きな会場を借りて、参加者・お試し参加含めた“1年の集大成”となる場”をつくっていく予定です。