創業にあたって行う競合分析の手法とは2018.11.06

創業にあたって行う競合分析の手法とは

4P分析で競合の状況を把握しておくことも重要

一方の競合分析についてはさまざまな手法がありますが、ここでは簡単な4P分析、4C分析を紹介します。

4Pとは、売り手側から見た強みと弱みの比較です。

  • Product  = 製品の持つ品質やデザイン、ブランド力の強みなど
  • Price    = 価格や割引設定のしかた、ポイント付与のしくみなど
  • Place   = 場所、すなわち販売チャネルや品ぞろえ、在庫のあり方など
  • Promotion  =  販促の手法や広告・チラシの打ち方、自社サイトの運営法など

自社と競合他社についてこれらの分析を行い、分析してみましょう。

4C分析はどのように?

一方4C分析は、買い手側から見た強みと弱みの比較です。

  • Consumer       = 消費者のニーズをとらえているか、それを捉えた打ち出しを
    しているか
  • Cost           =   価格設定、商品・サービスの享受までの物流などの付加コスト、
    時間的なコストなど
  • Convenience   = 決済方法や返品対応を含めた利便性など
  • Communication = 売り込む一方ではなく、認知度・共感を高める手法など

自社と競合他社についてこれらの分析を行います。

着手する順番を決める

さらに、自社の4P・4C分析について、解決できそうな程度や解決できた時の売上に対する貢献度を確認し、どの課題から着手したらよいかを考えます。
一般的には解決が容易か困難か、貢献度が高いか低いかといったマトリクス表に落とし込み、「解決が容易で、貢献度が高い」ものから取り組んでいくとよいでしょう。

なお、このような分析手法をとった結果を創業計画書に添付して示す必要はありません。
しかし、創業前からこのような分析手法、いわゆるフレームワークに馴染んでおくと、自社の売上が伸び悩んだ時や事業の改善が必要になった時などに、課題を見つけ出して解決の糸口を見つけるために役立ちます。
伸びる会社の経営者には、こうしたフレームワークを自分の頭の中で、自然と行うことができている人が多いものです。