「京都モデル」ワーク・ライフ・バランス認証企業に認定されました!
目次
みなさん、こんにちは。
今日は弊所も2021年11月に認定を受けた
「京都モデル」ワーク・ライフ・バランス認証企業の認証制度について案内させていただきます。
ワーク・ライフ・バランスとは?
ワーク・ライフ・バランスという言葉は最近よく耳にしますよね?
どのようなものなのか詳細はご存知でしょうか?
「仕事と生活の調和(ワーク・ライフ・バランス)憲章」※では、仕事と生活の調和が実現した社会は、
「国民一人ひとりがやりがいや充実感を感じながら働き、仕事上の責任を果たすとともに、
家庭や地域生活などにおいても、子育て期、中高年期といった人生の各段階に応じて多様な生き方が選択・実現できる社会」 とされ、
具体的には
1.就労による経済的自立が可能な社会
経済的自立を必要とする者、とりわけ若者がいきいきと働くことができ、かつ、経済的に自立可能な働き方ができ、結婚や子育てに関する希望の実現などに向けて、暮らしの経済的基盤が確保できる。
2.健康で豊かな生活のための時間が確保できる社会
働く人々の健康が保持され、家族・友人などとの充実した時間、自己啓発や地域活動への参加のための時間などを持てる豊かな生活ができる。
3.多様な働き方・生き方が選択できる社会
性や年齢などにかかわらず、誰もが自らの意欲と能力を持って様々な働き方や生き方に挑戦できる機会が提供されており、
子育てや親の介護が必要な時期など個人の置かれた状況に応じて多様で柔軟な働き方が選択でき、しかも公正な処遇が確保されている。
と、されています。
「京都モデル」ワーク・ライフ・バランス認証企業とは?
社員の仕事と生活の調和を図り様々な支援や制度を取り入れる事業所を京都府知事が「認める」制度です。
宣言企業:2,500社超
認証取得企業:500社超
就労制限があっても働き続けられる多様な働き方を採用する企業では、
女性や高齢者が働きやすくだけでなく、男性労働者も働きやすい環境になっています。
京都ワーク・ライフ・バランス推進サイト (pref.kyoto.jp)
京都モデルワークライフバランス認証の要件とは?
- 育児休業を取得し、職場復帰した社員がいる
(H19年度以降取得、復帰して現在も社員の在職が要件) - 法を上回る措置を介護休業規程に定めている
- 就業規則等は、改正法が反映されていること
となっております。
認証を取得した際のメリット
- 府のホームページや各種事業などで、認証企業として広報される
- 認証マークの活用(HP・名刺・求人広告等)
- 京都府の物品調達の優遇
- 商工中金/近畿ろうきんの優遇 等
などがあるようです。
まとめ
申請書の作成や書類準備など大変そうと思われるかもしれませんが
タイミングによっては京都府から派遣された社労士さんの無料サポートもあるようです。
※弊所もサポートいただきました。
まず育児休業の実績のある事業所さまには取得をお勧めします!
育児休業の実績のない事業所さまもこの機会に自社の労務環境整備等、見直していただければと思います。
ご興味・ご不明点などございましたら
ご連絡いただければと思います。