【現役担当者が選ぶ!】給与計算クラウドシステム おすすめ5選
目次
この記事を読んでいる方は、現在どのように給与計算をされていますか?
紙で集計や計算をしていますか?それともExcelを使っての計算でしょうか?
いずれの計算にせよ、
「計算ミスをしないよう、何度も何度も電卓をたたいています。。」
「いつのまにかExcelの計算式が壊れていて、余計な時間をとられてしまう。。」
こんな思いをしている方も少ないと思います。
従来は上記の方法での計算方法が主流だった給与計算業務ですが、給与計算システムの登場により、利用する企業が増えてきています。給与計算ソフトを上手く利用すれば、業務の大幅な効率化が可能です!
この記事では、給与計算システムの概要や種類、比較のポイント、おすすめのシステムをご紹介しています。
【目次】
1.給与計算ソフトとは?
2.システムの種類
・人事給与
・ERP
・給与計算特化
3.比較のポイント
4.現役推すすめシステム
5.さいごに
給与計算システムとは?
給与計算ソフトとは、会社で働く従業員の給与を計算するソフトのことです。正社員やアルバイトなどの雇用形態に関係なく、給与計算が可能です。
給与計算ソフトは大きく分けてインストール型とクラウド型があり、利用環境に合わせて選ぶことができます。
給与計算ソフトの機能としては給与の自動計算が基本ですが、それ以外にも、給与明細を直接従業員に送信(web明細)したり、ネットバンキングで振り込むためのデータの連携をできたりするものがあり、とても便利になってきています。
給与システムのタイプ
一言で給与計算ソフトと言っても種類はたくさんあり、対応できる業務の範囲も様々です。
「自社に合っているシステムがわからない」とお困りの方のために、最適な給与計算ソフトの選び方をご紹介します。まずは、3つのタイプについて説明します。
【給与計算ソフトの3つのタイプ】
◆人事給与タイプ
◇給与計算だけでなく、各種人事労務を一つのサービス内で行うことのできるタイプ
◇連携性に優れており、シリーズ展開や外部システム(勤怠管理や労務管理など)との柔軟な連携が可能なのが特徴
◇企業の成長や組織の体制・業務フローの変化に応じた機能を拡張することが出来ます
◆ERPタイプ
◇企業の主要な業務を管理できる、基幹系情報システムを活用するタイプ
◇人事に限らず、販売・会計など様々な分野の共通データをスムーズに活用することができるのが特徴
◇人事管理や勤怠管理、さらにはタレントマネジメンなど、幅広い領域をカバーする大企業向けのシステムで、大手ならではの複雑な給与計算制度に標準対応
◆給与計算特化タイプ
◇勤怠管理や労務管理などの機能を持たない、「the給与計算」タイプ
◇給与の自動計算・明細発行などシンプルな機能だけなので、コストを抑えつつチャレンジしやすいのが特徴
◇操作も直感的にできるので、システムに対して苦手意識がある方でも安心!
◇社会保険提出書類の作成ができる機能や、マイナンバー管理などの一部の労務管理に対応できるものや、Web明細対応可のものもあります
比較ポイント
ここまでお読みいただいたら、なんとなく自社に合った給与計算システムのタイプが見えてきたのではないでしょうか。
次は、システム選ぶ上での比較するポイントをお伝えします。
◆対応できる業務範囲
「Web給与明細の発行はできるか」「オンラインでの振込まで対応しているか」「年末調整業務」「社会保険手続き」など、対応できる範囲はソフトによって違います。
取り込んだ勤怠情報で給与を自動計算した後どこまでの業務をカバーできるのか、社内の体制や業務フローと照らし合わせて検討しましょう
◆自動計算できる範囲
従業員の雇用形態によって給与算出の方法は変わります。
その雇用形態が複数存在する場合、割増賃金や各種手当の規定も複数存在するため、個別に計算するのはとても大変です。
その場合、給与規定のパターンをいくつか登録でき、あとはそれに沿って自動計算してくれるソフトが必要になります。
税率や社会保険料率に関しても、法改正に応じて自動でマスタを更新して、自動計算してくれるものがマストです。
◆システム連携の対応状況
給与計算特化タイプに関しては他の勤怠管理ソフトとの連携を確認しておくのはもちろんですが、それ以外にも、他のシステムと連携できれば業務をより効率化することができます。たとえば会計システムや経費精算システムと連携すれば、給与計算時に一緒に経費精算を行うことができます。
ソフトによってどのシステムと連携できるかは異なりますので、自社で導入済のソフトがあれば連携の可否を確認しておく必要があります。
◆課金体系
1ライセンスあたりの定額制や、ユーザーごとの従量課金制、一定数のユーザーまでは定額制でそれを超える分は課金制などソフトによって料金体系は様々です。
たとえば、アルバイト・パートスタッフの出入りが多い場合は、利用した人数分だけ課金される従量課金制のものがおすすめです。
一定期間無料で導入できるものもあるので、気になるシステムがあればお試しから利用してみましょう!
◆帳票の種類
作成が可能な帳票の種類もソフトによって様々です。
給与明細や支給控除一覧表といった基本的な帳票の他に、毎月勤労統計調査票などの管理帳票の出力に対応していれば、各種報告業務に迅速に対応できるようになります。
おすすめのシステム5選
「結局のところ、どのシステムがいいの?」と思われる方が多いかと思います。
お待たせしました。本日のメインであるソフトの比較についてここから見ていきたいと思います。現役の「給与担当者」目線で、簡単にそれぞれのメリット・デメリットを表にまとめてみましたので、ご参考にしてください☝
詳細は各ウェブサイトをご確認ください。
さいごに
ここまでお読みいただき、ありがとうございます!
給与計算クラウドシステム、いかがでしたか?
給与計算クラウドシステムと一言で言っても、各社から様々なものが出ていることがお判り頂けたかと思います。
多くのシステムの中から自社にあったものを選ぶのは大変な作業かと思います。少しでも今回の記事がみなさんのお役に立てたなら幸いです。
ただし、実際の使用感は使ってみないとわかりませんので、記事の内容だけで検討せず、無料期間などを上手に利用して、選定して頂ければと思います。
ちなみに弊社ではマネーフォワード給与を活用した自動化の支援に力をいれております。給与計算の自動化だけでなく、人事管理システムや勤怠システム、そのほかのシステムとの連携などの全体最適を考えた支援内容です。もしそういったことでお困りの方がいらっしゃいましたら、ぜひ、お気軽にご相談ください。
それでは本日の内容は以上で終了になります。最後までお読み頂き、ありがとうございました。