【補助金】令和2年度 小規模事業者持続化補助金のご案内
【補助金】令和2年度 小規模事業者持続化補助金のご案内
他の補助金と同じく前倒しで発表され一番皆さんになじみがあり使いやすい補助金がこの
小規模事業者持続化補助金です。
この補助金について説明していきます。
今回の概要は?
小規模事業者および一定要件を満たす特定非営利活動法人(以下「小規模事業者等」という。)が今後
複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に
対応するため、小規模事業者等が取り組む販路開拓等の取組の経費の一部を補助することにより、地域の雇用や産業を
支える小規模事業者等の生産性向上と持続的発展を図ることを目的とします。
助成の対象は?
本補助金事業は、持続的な経営に向けた経営計画に基づく、小規模事業者等の地道な販路開拓等の取組や、
あわせて行う業務効率化の取組を支援するものが今回の対象になります。
補助金の要件は?
補助金を受けるための要件は以下のようになります。
1、策定した「経営計画」に基づいて実施する、地道な販路開拓等(生産性向上)のための取組であること。
あるいは、販路開拓等の取り組みとあわせて行う業務効率化(生産性向上)のための取り組みであること。
2、商工会議所の支援を受けながら取り組む事業であること。
3、以下に該当する事業を行うものではないこと。
・同一内容の事業について、国が助成する他の制度と重複する事業
・本事業の完了後、概ね1年以内に売上につながることが見込まれない事業
・事業内容が射幸心をそそる恐れがあること、または公の秩序もしくは善良の風俗を害することとなる恐れがあるもの。
公的な支援を行うことが適当でないと認められるもの
支給対象となる取組とは?
補助対象となる経費には以下のものがあります。
・機械装置等費・広報費・展示会等出典費・旅費・開発費・資料購入費・雑役務費・借料
・専門家謝金・専門家旅費・設備処分費・委託費・外注費
支給額は?
対象経費の合計額×2/3 ※ 50万円が上限
受付期間はいつから?
計画書の提出:締め切り日:
第1回受付締切 令和2年3月31日(火)
第2回受付締切 令和2年6月5日(金)
第3回受付締切 令和2年10月2日(金)
第4回受付締切 令和3年2月5日(金)
審査における加点項目は何があるか?
補助金における審査には加点項目があります。
この加点項目を押さえることが優先採択につながります。
①新型コロナウイルス感染症により経営上の影響を受けながらも販路開拓等に取り組む事業者
②賃上げに取り組む事業者
③計画的に事業承継に取り組む事業者
④経営力の向上を図っている事業者
⑤地域の特性・強みを生かして高い付加価値を創出し、地域経済への影響力が大きく、その担い手となりうる事業に
取り組むことが期待される企業として経済産業省が選定した事業者等
⑥過疎地域という極めて厳しい経営環境の中で販路開拓等に取り組む事業者
以上のように例年の内容に加え、コロナウィルスによる影響に対するものが加点項目に加わっています。
ご自身の事業で補助金を利用できるかもしれないという方は、この補助金を一度検討してみてください。