【補助金】令和2年度 ものづくり補助金の案内
令和2年度のものづくり補助金の公募が発表されましたのでご案内させていただきます。
なお他の補助金と同じく、複数回に分けて公募が行われます。
ものづくり補助金の概要とは?
本事業は、中小企業・小規模事業者等今後複数年にわたり相次いで直面する制度変更(働き方改革や被用者保険の
適用拡大、賃上げ、インボイス導入等)等に対応するため、中小企業・小規模事業者等が取り組む革新的サービス開発・
試作品開発・生産プロセスの改善を行うための設備投資等を支援するものです。
助成対象は?
単価50万円(税抜き)以上の設備投資が対象となります。
申請のための要件とは?
今回のものづくり補助金を申し込むにあたり以下の条件をを満たす3~5年の事業計画の策定及び実行が必要となります。
・付加価値額 +3%以上/年
・給与支給総額 +1.5%以上/年
・事業場内最低賃金>地域別最低賃金+30円
支給対象となる取組とは?
補助対象となる経費には以下のものがあります。
・機械装置・システム構築費・技術導入費・専門家経費・運搬費・クラウドサービス利用費・原材料費・外注費・
知的財産権等関連経費
支給額はどれくらい?
今回のものづくり補助金の支給額は以下の通りです。
対象経費の合計額 × 中小企業者1/2 or 小規模事業者2/3 ※1,000万円が上限
受付期間はいつから?
今回のものづくり補助金公募の期間はコロナウイルスによる影響に対応するため前倒しで行われました。
他の補助金と同様、複数回の期間が設けられる予定です。
計画書の提出:
1次締切 令和2年3月31日(火)
2次締切 令和2年5月頃
3次締切 令和2年8月頃
4次締切 令和2年11月頃
補助金審査における加点項目は?
補助金の審査において重要になるのが加点項目をいかに押さえるかです。
補助金の審査は点数制になってきますので、同じような計画書が提出された時には、加点項目を押さえている方が
点数が上がる為、採択されやすくなります。
詳しくはHPでご確認いただきたいですが、大まかに言うと以下のポイントになります。
- 成長性加点
- 政策加点
- 災害等加点
- 賃上げ加点等
コロナウイルスにより影響を受けたサプライチェーンを補うような計画については今回から加点項目に含まれています。
例年行われているものづくり補助金ですが、今年度からは複数回公募されますので、設備投資を検討されている方は
利用を検討してみてください。