未経験でも大丈夫?税理士科目合格が活かせる京都の求人情報と試験合格のポイント

「税理士資格を全部取れていないけど、働ける場所はある?」「科目合格はしたけど、実務経験がないから不安」転職や就職に際して、このようなお悩みはないでしょうか。

 

科目合格者を積極的に採用している職場は意外と多くあります。科目合格者を歓迎している職場を選ぶことで、税理士試験で得た知識を実務に活かしながら、業務経験を身につけることが可能です。

 

また、「働きながら試験勉強を続けたい」と、お考えの方もいるでしょう。このような方は、業務経験が直接的に知識の定着に結びつく税理士事務所での勤務がおすすめです。

 

本記事では、石黒健太税理士事務所が、京都で求人を探す科目合格者に向けて、おすすめの職種や、税理士事務所で働くメリットなどを徹底解説します。最後まで読めば、未経験でも安心して働ける職場が見つかるでしょう。

未経験でも大丈夫?税理士科目合格が活かせる京都の求人情報

「未経験だと資格があっても仕事が見つからないのでは?」と、考える方もいるでしょう。結論からお伝えすると、京都には税理士の科目合格者を歓迎し、未経験者でも応募可能な求人が多数あります。

 

特に、経理や税務などの知識が必要な業種では、即戦力として期待されることも珍しくありません。税理士科目合格者が歓迎されやすい職場には、以下の5つがあり、それぞれ異なる特徴があります。



就職先

特徴

税理士事務所・税理士法人

・税理士の独占業務である「税務代理」「税務書類の作成」「税務相談」などのサポートに携わる

・事務所の規模などによって経験できる業務が違う

公認会計士事務所

・「会計監査」という独占業務に携わる

・会計監査や税務だけでなく、コンサルティングなど得られるスキルは多岐にわたる

一般企業の経理

・社内業務として自社の財務状況を管理する

・業務範囲は企業規模によって異なる

コンサルティングファーム

・官公庁や大企業、スタートアップ企業などに支援するので、クライアントの種類が幅広い

・高度な分析力や提案力、プレゼン力が求められる

金融機関

・法令遵守など、コンプライアンスが厳格である

・金融商品や経済動向に関する知識が必要である


ここからは、それぞれの職場の特徴や、仕事で科目合格の経験が活かせるケースなどを紹介します。

ケース1:税理士事務所・税理士法人

税理士事務所と税理士法人の違いは、業務形態にあります。税理士事務所は、税理士1名以上に対して複数のスタッフがいる個人経営であり、対して税理士法人は、2名以上の税理士がいる法人経営です。業務形態は違いますが、どちらも税金に関する相談対応や税務サポートなどを行うのが主な仕事です。

 

また、未経験者の場合、入社後は税理士補助の業務からスタートするのが一般的です。税理士補助では、税理士のサポートとして税務申告書の作成補助や記帳代行を行いますが、業務の遂行には、税法・簿記などの基礎知識が必要です。

 

特に、法人税や消費税などの知識は、業務で頻発するため、これらの科目合格者は即戦力として期待されるでしょう。ただし、事務所の規模によっては分業が進んでおり、科目合格の知識が活かせないことも珍しくありません。

 

就職後のミスマッチを防ぐには、インターンに参加するなど、現場のリアルを知ることが大切です。

 

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ケース2:公認会計士事務所

公認会計士事務所とは、公認会計士が設立している事務所のことです。主な仕事内容には、「会計監査」「税務サポート」「コンサルティング業務」が挙げられます。税理士事務所よりも幅広い業務を扱うのが特徴で、中でも会計監査は、公認会計士だけが対応できる独占業務です。

 

また、公認会計士事務所では、税理士事務所と同様に、税務サポートを行っていることがあります。そのため、記帳代行や税務申告書の作成補助などの作業では、科目合格の知識が活かせるでしょう。ただし、監査業務では、金融商品取引法や会社法の知識がいるため、さらなる勉強時間の確保が必要です。

ケース3:一般企業の経理

一般企業の経理は、日々の仕訳・請求書処理・支払管理・決算業務・税務対応など、財務状況の管理を行うのが主な仕事です。これらの業務には、税法や簿記などの基礎知識が必要不可欠のため、科目合格者の採用を優遇するケースも珍しくありません。

 

また、対応する業務範囲は、企業の規模感によって異なります。一般的に、大企業の場合は、分業されており、中小企業の場合は、人員不足などが原因で業務範囲が広い傾向にあります。

ケース4:コンサルティングファーム

コンサルティングファームとは、クライアントが抱える問題について、専門的な知識や分析を活かしながら、助言や解決策の支援を行う企業のことです。支援先は、官公庁や大企業、スタートアップ企業など、幅広いのが特徴です。

 

また、科目合格者の場合、試験勉強での知識を活かして「財務コンサルティング」「税務コンサルティング」などの分野で活躍することができます。ただし、企業の方針によっては、M&Aなどの専門知識が必要なため、求人応募の前にどのような業務に取り組んでいるか確認しておきましょう。

ケース5:金融機関

金融機関での仕事は、融資・資産運用・保険販売・為替取引・リスク管理など多岐にわたります。その中でも、融資の取引は、「貸借対照表」や「決算書」などの書類に触れる機会が多いため、科目合格者でも経験が活かせる業務です。

 

ただし、定期的に部署の異動がある点には注意が必要です。定期異動によって畑違いの部署に配属され、これまでの知識が活かせないことも少なくありません。

 

税理士資格の勉強を継続したいなら、「税理士事務所」などの士業に携われる仕事がおすすめです。当事務所は、資格試験応援制度などのキャリア支援が充実しています。働きながら最終合格を目指す方は、ぜひ当事務所にご応募ください!

 

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科目合格者が税理士事務所で働くメリット

科目合格者が税理士事務所で働くことで、「自己の成長」や「年収アップに繋がる」など、様々なメリットが得られます。ここからは、科目合格者が税理士事務所で働くメリットを3つ紹介します。

試験勉強の知識が活かせる

前述した通り、税理士事務所の主な仕事は、税務サポートです。税務サポートでは、これまで勉強した簿記論や税法などの知識を余すことなく使えるでしょう。

 

また、業務を行う中で、税務と経営の結びつきなど、他分野との関連性に気づくことも少なくありません。多角的な視点が得られれば、業務に関連する分野について興味関心が高まり、さらなる自己成長ができます。結果として、キャリア形成の促進にも役立つでしょう。

最新情報について実務を通して学べる

税法は、毎年改正が入るため、定期的な学び直しが必要です。しかし、独学での学び直しは、想像以上に労力がかかるのも事実です。勉強が追いつかなければ、使えない知識になり、学習意欲の低下に繋がるかもしれません。

 

一方、税理士事務所では、実務を通して最新情報が学べます。新しい知識の吸収もスムーズになるため、学習が継続しやすくなるなどのメリットがあります。税理士資格の最終合格を目指すなら、実務経験が試験勉強に直結しやすい税理士事務所への就職・転職が最適です。

年収が増えるケースがある

税理士事務所によっては、科目合格者に対して「資格手当」が付与されるケースがあります。資格手当については、合格科目が増えるにつれ、手当額も増額されるのが一般的です。

 

そのため、全科目合格した場合、かなりの収入アップに繋がる可能性があります。手当額は、事務所によって異なるので一概には言えませんが、勉強した分、目に見える成果として返ってくれば、勉強と仕事のモチベーションアップが期待できます。

科目合格者が税理士事務所で働くときの注意点

「試験勉強を続けながら働きたい」と、考える方もいるでしょう。しかし、税理士事務所での仕事には、勉強の妨げとなるような思わぬ落とし穴も存在します。ここからは、科目合格合格者が税理士事務所で働くときの注意点について、3つ紹介します。

税法だけでなくITスキルやコミュニケーション能力が必要となる

税理士事務所に対して、「税法や数字と向き合う時間が多い」「一人で黙々と作業している」などのイメージを持つ方もいるでしょう。しかし、実際には、クライアントとの面談や相談対応など人と関わる機会も多く、コミュニケーション能力が必要になります。

 

また、国が税務におけるDXを推進していることもあり、オンライン申告やオンラインツールなどの活用も急速に発展しています。これからの税務業務では、基本的なパソコン操作だけでなく、クラウドやチャットツールなどのITスキルがないと、業務に支障が出る可能性すらあるのです。

繁忙期は勉強ができない恐れがある

税務申告の時期などは、業務が集中しやすく、残業時間が増加する傾向にあります。マネーフォワードの調査では、一般的な税理士事務所の約4割が、繁忙期の月の平均残業時間が45時間以上であると回答しています。

 

つまり、税理士事務所で働く人の多くは、繁忙期に毎日2時間以上の残業を強いられているとも言えます。このようなデータから、繁忙期は仕事と勉強の両立が難しいことが伺えるでしょう。

 

また、求人票を見ていると、平均残業時間が少ない事務所が見受けられます。しかし、求人票の平均残業時間は、あくまで平均です。繁忙期の残業時間については、求人票の内容と乖離することもあるため、参考程度に留めておきましょう。

勉強が仕事の延長戦に感じる

仕事と勉強の両立は、想像以上に大変です。なぜなら、勉強内容と業務内容が似ているため、プライベートな時間も仕事の延長戦に感じる恐れがあるからです。人によっては、勉強へのモチベーションが下がったり、ストレスを感じてしまったりすることも少なくありません。

 

また、税理士事務所で働きながら試験勉強のモチベーションを高めるには、「同じ目標を持つ仲間をつくる」「ご褒美を設定する」などの工夫が大切です。税理士事務所には、税理士試験の合格を目指す同僚が多数いるため、親しくなることで、モチベーション維持にも役立つでしょう。

働きながら試験合格を目指せる税理士事務所の選び方

税理士試験は長期間にわたる挑戦です。そのため、最短で合格するには「勉強に集中できる環境で働けるかどうか」がカギを握ります。ここからは、働きながら試験合格を目指す方に向けて、税理士事務所の選び方を5つ紹介します。

 

また、職場選びは合否に影響を及ぼすと言っても過言ではありません。挫折しないためにも、これから紹介するポイントはしっかりと押さえておきましょう。

繁忙期の残業時間で選ぶ

試験勉強に打ち込むには、勉強時間の確保が必須となります。そのため、閑散期に限らず、繁忙期の残業時間も職場選びの大切なポイントです。目安としては、繁忙期の残業時間が月20時間以下であれば、残業が少ない事務所と言えるでしょう。

 

また、残業時間が少ない税理士事務所の特徴には、「業務効率化を推進している」「業務の平準化を進めている」などが挙げられます。詳細は後述しますが、当事務所もDXの推進や、チーム制の採用によって繁忙期の残業時間を大幅に減少させています。

年間休日数で選ぶ

休日数が多いほど、勉強に割ける時間を増やせます。そのため、職場を選ぶときは、年間休日数が多い事務所を選ぶと良いでしょう。目安として、年間休日数120日以上であれば、業界の中でも比較的休日数が多い事務所と言えます。

 

また、年間休日数以外にも、休暇制度が充実しているかどうかも職場選びのポイントです。事務所によっては、有給休暇だけでなく、夏季休暇や試験休暇などの独自の休暇制度を設けていることもあります。休暇制度については、求人票などを確認してみましょう。

受験科目との親和性で選ぶ

受験科目と業務内容がリンクすることで、知識が定着しやすくなります。たとえば、法人税の申告サポートでは、法人税や財務諸表論の知識を使う場面が多々あります。実際に作業しながら理解度を深めることで、インプットとアウトプットを効率よくこなせるでしょう。

 

また、税理士事務所には得意分野が存在します。たとえば、「法人税申告」「記帳代行」「相続税申告」など、税理士のスキルや経験によって異なります。事務所のホームページには、税理士の得意分野が記載されているため、受験科目と親和性があるか確認しておきましょう。

リモートワークが可能な事務所を選ぶ

仕事と勉強の両立には、柔軟な働き方ができるかどうかも大切なポイントです。特に、「リモートワーク」などの時間や場所にとらわれない働き方は、通勤時間がカットでき、浮いた時間を勉強に充てることが可能です。

 

求人サイトで「税理士事務所 リモートワーク」などの語句で調べると、リモートワーク可の求人が見つけやすくなります。リサーチの際にぜひ活用してみてください。

資格取得支援制度の有無で選ぶ

資格取得支援制度とは、会社側が従業員の資格取得をサポートする制度です。具体的な制度内容には以下が挙げられます。

 

・試験費用の援助

・資格手当の付与

・勉強休暇 など

 

このような制度を設けている事務所を選ぶことで、金銭的なプレッシャーや、時間的な制約を感じることなく、勉強に集中できます。当事務所は、税理士試験の1科目にかかる費用を全額会社が負担するので、経済的に余裕がない若手スタッフからも大変好評です。

 

また、リモートワークなどの働きやすい環境にも力を入れているため、仕事と勉強を両立させたい方は、ぜひ当事務所にご応募ください!

京都の石黒健太税理士事務所は科目合格者を募集しています!

石黒健太税理士事務所は、京都に拠点を置き、京都・滋賀エリアの法人様を中心にサポートしています。売上拡大を目指して日々奮闘しており、将来性を秘めている「科目合格者」を歓迎しています。

 

ここからは、当事務所の特徴や求める人物像について紹介するので、京都で勉強しながら働ける税理士事務所をお探しの方は、ぜひ参考にしてください。

繁忙期の残業時間は12時間

当事務所の繁忙期の平均残業時間は、令和5年度実績で月12時間程度です。これは、業界の中でもトップクラスの水準と言えます。ここまで大幅に残業時間を削減できた理由には、「DXによる業務効率化の推進」や「チーム制の導入」が挙げられます。

 

DX化の推進…ITツールの導入によって、紙書類による無駄な作業を廃止

チーム制の導入…複数人で業務を進めることで属人化を回避

 

詳細は以下の記事で紹介していますが、既存の体制を見直すことで、リソースの不足解消やスタッフの満足度向上など、様々な効果をもたらしています。

 

関連記事:ホワイトな税理士事務所の7つの特徴は?京都の石黒税理士事務所がホワイトと言われるポイント

税理士試験の1科目にかかる費用を全額会社が負担

当事務所では、資格試験応援制度を導入しています。資格試験応援制度とは、税理士試験の1科目にかかる費用を全額会社が負担する制度です。同科目の費用負担は1回までですが、税理士試験の全科目について適用できるため、金銭的な不安を感じることなく挑戦できます。

 

また、その他にも経験年数などに応じた研修も用意しているので、着実にキャリアアップを図ることが可能です。当事務所は、最終的に税理士を目指す方にとって、最適な環境と言えるでしょう!

 

関連記事:働きやすさと試験勉強を両立!京都の石黒税理士事務所の福利厚生制度

求める人物像

当事務所では、経験よりもポテンシャルを重視しています。そのため、経験問わず、以下のポテンシャルを持つ方を募集しています。

 

・ 誠実に対応できる方

 …顧問先との信頼関係が大切なため、丁寧で誠実な応対ができる方を求めています。

・自ら考え行動できる方

 …効率化や生産性向上に向けて、自律的に動ける姿勢を重視します。

・変化に柔軟に対応できる方

 …税制改正などの変化にも前向きに取り組み、学ぶ意欲のある方を歓迎します。

・成長意欲の高い方

 …顧問先の発展のためにも、新しい取り組みに積極的に挑戦できる方が必要です。

 

当事務所の強みは、「DXコンサル×財務コンサル」という業界をリードする新しいサービスを提供していることです。税務はもちろん、経営に必要な知識や、多角的な視点を養うことができるため、将来的に独立を目指す人にとって、うってつけの環境でしょう!

 

「働きながらキャリア向上を目指したい」「いずれ独立したい」など、最終合格後の将来像が明確に定まっている方は、未経験者でも大歓迎です。意欲のある方の募集をお待ちしております。

 

関連記事:税理士補助は未経験でも大丈夫?京都の石黒健太税理士事務所は自発的でやる気がある人材を募集

まとめ

科目合格者の知識が活かせる職場は、想像以上にたくさんあります。その中でも税理士事務所は、試験勉強の内容とリンクする業務が多いため、最終合格を目指す人にとっておすすめの職場です。

 

ただし、働きながらの勉強は、時間的制約や金銭的なプレッシャーを感じやすく、挫折してしまうことも少なくありません。効率よく学習し、最短で資格合格を目指すなら、残業時間が少なくて、働き方の自由度が高い税理士事務所を選びましょう。


当事務所は、繁忙期の残業時間も少なく、週1日程度のリモートワークが可能です。資格試験応援制度といった助成もあり、勉強に集中しやすい環境と言えます。未経験者でもやる気があれば大歓迎です。皆様のご応募、ぜひお待ちしております!