【20代の経験者向け】京都の税理士事務所の待遇の目安は?
「待遇が良くて長く働ける税理士事務所を探している」「待遇の良い事務所にはどんな特徴があるのだろう」転職を検討している方の中には、このようにお悩みの方もいるでしょう。
税理士事務所の待遇は、事務所の方針や規模によって大きく異なります。そのため、まずは理想の働き方や将来のキャリア像を明確にし、自分に最適な事務所を探すことが大切です。
本記事では、京都の石黒健太税理士事務所が、京都の税理士事務所の待遇などを中心に紹介します。業界事情や、待遇が良い事務所の特徴もわかる内容のため、最後まで読めば、転職での失敗を最小限に抑えられるでしょう。
京都の税理士事務所の待遇の目安は?
冒頭でもお伝えした通り、税理士事務所の待遇は、事務所によって異なります。さらに、働く人の年齢や、キャリアの違いも待遇に影響するため、一概には言えないのも事実です。
ここからは、京都の税理士事務所の待遇の目安について、20代の求人情報に焦点を当てて紹介します。
20代の求人情報の目安
どの業界にも共通することですが、業務スキルがあったとしても、20代は経験が十分でないと見なされ、収入などの水準が低くなる傾向にあります。一般的な20代の税理士事務所経験者の求人情報は、以下の通りです。
年収 |
350万円~ |
賞与 |
年2回 |
福利厚生 |
残業手当/通勤手当/健康保険/労災保険/厚生年金保険/雇用保険 など |
就業時間 |
08:30~17:30(1時間休憩あり) |
年間休日 |
115日程度(基本は週休二日制) |
※令和7年7月29日現在の情報をもとに作成
一般的な税理士事務所では、年収はスキルや経験に応じて決定します。そのため、上記の金額については、あくまで目安です。
また、基本的には土日休みの週休二日制ですが、税務申告や年末調整などで業務量が増加する時期は、この限りではありません。事務所によっては、土日出勤では足りず、平日の残業でまかなうケースもあります。
勤務実態については、求人情報だけでは把握できないことも少なくありません。口コミサイトなどをチェックし、働く人のリアルな意見も参考にしましょう。
当事務所の求人情報
京都の石黒健太税理士事務所では、スタッフが最大限の力を発揮できるよう、働きやすさと充実した待遇を整えています。当事務所の経験者向けの待遇は、以下の通りです。
年収 |
想定年収392万円〜(前職やご経験などを考慮の上、面談時に決定) |
賞与 |
年2回+業績賞与(令和6年実績:2.7ヶ月) |
福利厚生 |
残業手当/通勤手当/健康保険/労災保険/厚生年金保険/雇用保険/書籍購入等の費用負担(1人につき年12万円が上限)/資格試験応援制度(税理士試験1科目にかかる費用を全額負担。ただし、同科目における全額負担は1回まで。)など |
就業時間 |
06:00~21:00の範囲内で実働10時間以内であれば自由に決定可 (コアタイムなしのフルフレックス制を導入) |
年間休日 |
124日(完全週休二日制、有給休暇、年末年始休暇、夏季休暇あり) |
入社後の推定年収は392万円以上で、20代では高水準と言えます。また、キャリアが上がるほど年収アップに繋がりますが、キャリアアップに役立つ制度として「書籍購入等の費用負担」「資格試験応援制度」を用意しています。
これらの福利厚生制度は、金銭面の不安を抱くことなく勉強できるのがメリットです。若いうちに年収アップやキャリアの充実を図りたい方は、成長環境が整っている当事務所をぜひご検討ください!
関連記事:京都の税理士事務所の年収相場の目安は?年収アップを目指す方法と後悔しないためのポイント
税理士事務所の給料が安いと言われる理由
税理士事務所は、他の業界と比べて、給料が安いと言われています。給料が安い背景には、業界的な理由などがあり、従業員にしわ寄せが来ていると言っても過言ではありません。
ここからは、税理士事務所の給与が安い理由について、3つ紹介します。
顧問料の値下げ競争から抜け出せていない
多くの税理士事務所では、顧問先に対して継続的な支援を行う「顧問契約」を実施しています。しかし、顧問契約の内容はどの事務所も税務に関するサポートが中心となるため、他事務所との差別化が難しいのが現状です。
結果として、新規顧客の獲得では「価格」が唯一の比較ポイントとなり、値下げ競争に巻き込まれるケースが増えています。このような競争から抜け出せない場合、利益率が下がり、スタッフの給与水準が下がるなど、負のサイクルが生じてしまいます。
記帳代行や入力業務が仕事の大半を占めている
「記帳代行」は、税理士事務所が提供するサービスの中でも特に人気があります。その背景には、リソース不足などにより、企業が会計業務に十分な時間を割けないという実情があるのです。
しかし、記帳代行や会計ソフトへのデータ入力は、作業時間を要するため人件費がかさみやすく、利益率が低くなりがちなサービスでもあります。結果として、事務所全体の利益拡大に繋がらず、スタッフの給料が上がらないことも少なくありません。
スキルや経験が評価されない
前述した通り、税理士事務所の仕事は、記帳代行などの入力業務が大半を占めることも珍しくありません。これらの業務は、ルーティンワークのように単調に見えやすく、成果の見え方も曖昧です。そのため、スキルや経験が正当に評価されず、年収アップに繋がりにくいのも事実です。
また、事務所側からキャリアアップの道筋が用意されていないことも、給料が安い原因と言えます。税務士補助スタッフの場合、同じ業務しか任されず、年収が横ばいになるケースも珍しくありません。
年収を伸ばすには、資格取得や専門スキルの習得が必要不可欠です。幅広い業務に関われる環境や、学習を後押しする体制が整った事務所を選ぶことで、自分の成長とともに年収も伸ばしていけるでしょう。
待遇が良い税理士事務所の特徴
年収などの額面は、働くモチベーションに直結する大切な要素です。しかし、年収が高いからといって、いつまでも安心して働き続けられるとは限りません。長く働くには、「将来性」「プライベートの充実」「居心地の良さ」の3要素をバランス良く満たす必要があります。
ここからは、待遇が良い税理士事務所の特徴を5つ紹介します。転職選びで後悔しないためにも、これからお伝えする内容はしっかり理解しておきましょう。
求人票に具体的なモデル年収と評価制度が明記されている
入社後の早期退職の原因に「認識と実態とのズレ」が挙げられます。求人票にモデル年収が記載されていれば、より実態に近いイメージを持つことができ、入社後のギャップを抑えることが可能です。
また、評価制度が明記されていることで、「何を頑張れば評価されるか」が明確になり、モチベーションの維持に繋がります。モデル年収と併せて確認することで、キャリアパスが見え、将来像のイメージが明確になるのもメリットです。
モチベーションを維持しながら、働き続けるためにも、求人票にモデル年収と評価制度が明記されている事務所を選びましょう。
研修制度が充実している
税理士事務所では、キャリアが上がるにつれ、「マネジメント」や「コンサルスキル」など、税務以外のスキルが必要になります。そのため、研修制度が充実している事務所を選ぶことで、キャリアに応じた業務スキルと知識をスムーズに身につけることが可能です。
また、研修制度が充実していることで、事務所全体の専門性が高まるのもメリットです。個々の能力が上がれば、現場での教育コストが削減できます。結果として、生産性向上に繋がり、残業時間などの短縮も期待できるでしょう。
資格取得支援や福利厚生が充実している
資格取得支援とは、職場が資格取得にかかる費用を援助する制度です。資格取得支援の内容は、事務所によって様々ですが、代表的なものに「試験費用の負担」などがあります。経済的に余裕のない若手層でも、スキルアップにチャレンジできるのは、大きなメリットです。
また、休暇制度などの福利厚生が充実していれば、ワークライフバランスの向上を図ることが可能です。当事務所は、ワークライフバランスの実現に向けて、フルフレックス制度の導入など様々な取り組みに力を入れています。詳細は以下の記事をご覧ください。
関連記事:働きやすさと試験勉強を両立!京都の石黒税理士事務所の福利厚生制度
繁忙期も残業が少ない
税理士事務所に対して、「繁忙期は残業が多い」などのイメージを持つ方もいるでしょう。しかし、昨今の働き方改革などもあって、残業時間の減少に向けた取り組みを実施している事務所が増えています。
また、残業が少ないことは、生活の質や働きやすさに直結します。プライベートの時間が確保できることで、リフレッシュでき、生産性と集中力が高まるでしょう。
詳細は後述しますが、当事務所の繁忙期の平均残業時間は月12時間ほどです。残業が少ないので、ライフステージの変化が多い20代でも、安心して働けるのはメリットです。残業についてのリアルは、以下の記事でも紹介しています。
関連記事:税理士事務所=残業ばかり?そんなイメージを払拭!20代が働きやすい税理士事務所のリアル
女性が活躍している
女性は、出産などのライフイベントに左右されやすく、男性と比べて若年層の離職率は高い傾向にあります。そのため、女性が活躍している事務所は、労働環境が整備されており、働きやすい職場であることが伺えます。女性が活躍している事務所の特徴は、以下の通りです。
・働き方の柔軟性が高い…フルフレックスなどの制度がある
・自宅で働ける…テレワークや在宅勤務できる環境が整っている
・同僚との交流が盛んにある…チームワークが強化されて補い合える関係が築ける
当事務所も、女性が中心となって活躍しています。忘年会などの交流もあるので、仲間との繋がりが持て、仕事に対して前向きな気持ちで取り組めます。当事務所の雰囲気などが知りたい方は、ぜひ以下の記事も参考にしてください。
関連記事:忘年会を開催いたしました!
京都の石黒健太税理士事務所の待遇に込める想いと内容
石黒健太税理士事務所は、京都に拠点を置く税理士事務所です。「成長を加速させる」を理念に、ただ業務をこなす場ではなく、前向きに働ける職場を目指して待遇を整えています。
また、税理士業界は、専門性の高い知識と丁寧なコミュニケーションが求められる職種です。スタッフの成長が、事務所全体の品質と信頼に直結すると捉えており、品質・信頼の維持には働きやすい環境づくりが必須であると考えています。
ここからは、当事務所の待遇についてくわしく説明していきます。
フルフレックス制度の導入でワークライフバランスが充実できる
石黒健太税理士事務所では、「フルフレックス制度」を導入しています。フルフレックス制度とは、従業員が始業・終業の時間を自由に決められる働き方のことです。通常のフレックスタイム制と異なり、コアタイム(必ず勤務すべき時間帯)が存在しないのが大きな特徴です。
当事務所では、朝6時〜夜9時の範囲内で実働10時間以内であれば、出勤時間は自由です。このような柔軟な働き方は、「子どもの送り迎えに合わせられる」「勉強時間が確保できる」など、ライフワークバランスの実現に大きく役立ちます。
チーム制の導入で担当者の属人化がされない
一般的な税理士事務所は、業務量も多く、担当者の負担が増加しやすいのも事実です。そして、属人化が進むと、「他の人では状況がわからない」など、業務のブラックボックス化を招きます。最悪の場合、担当者不在によって業務が停滞するなど、トラブルを引き起こすかもしれません。
一方、当事務所では、複数人で業務を行う「チーム制」を導入しています。それぞれのメンバーが得意を活かしながら、業務にあたるため、担当者の属人化がありません。業務が見える化できるので、周囲と連携しやすくなったり、情報共有しやすくなったりするなどのメリットがあります。
繁忙期の平均残業時間は12時間
当事務所の繁忙期における平均残業時間は、令和5年度実績で月12時間程度です。これは、ITツールの導入によって紙作業を削減したり、チーム体制で業務負担を分散したりするなど、業務効率化と働き方改革に取り組んできた成果の表れです。
また、繁忙期にもかかわらず残業時間を抑えられているのは、業務標準化の質の高さや、チームワークがしっかり根付いている証拠でもあります。平均残業時間の少なさは、税理士業界の中でもトップクラスの水準と言えるでしょう。
仕事とプライベートを両立しながら、メリハリのある働き方を実現したい方は、ぜひ当事務所をご検討ください。
関連記事:ホワイトな税理士事務所の7つの特徴は?京都の石黒税理士事務所がホワイトと言われるポイント
京都の石黒健太税理士事務所の募集要項と応募方法
当事務所は、税務・会計の枠を超えた経営支援型の税理士事務所です。現在急成長中のため、新しい仲間を募集しています。ここからは、京都で転職活動を検討されている方に向けて、当事務所の募集要項と応募方法を紹介します。
募集要項
当事務所は、経営に深く踏み込む税理士事務所です。記帳代行や税務申告などの従来の業務以外にも、資金調達やバックオフィスのDX化など、企業が抱える根本的な課題解決に取り組んでいます。募集要項については、以下の通りです。
雇用形態 |
正社員 |
部署 |
DX推進部/財務支援部/社労務部 |
仕事内容 |
DXによる業務設計/経営支援/事業計画サポート/労務顧問業務ディレクション/メンバーマネジメント など |
試用期間 |
6ヶ月 |
勤務地 |
京都府京都市南区東九条西山王町11白川ビルⅡ 502 |
当事務所には、3つの部署があり、それぞれ違うアプローチで企業をサポートしています。DX推進部は主に、オフィスのDX化に取り組み、業務効率化やプロジェクトの立ち上げなど、新しいことに挑戦するのが特徴です。
財務支援部は、経営データなどの数値をもとに、企業の財務を支える「経営の右腕」として経営者を支えるポジションです。そして、社労務部は、企業の労務周りをサポートするので、労務のプロフェッショナルになれるのが特徴です。
仕事内容の詳細は、こちらから確認できるので、気になる方はぜひご覧ください。
求める人材
当事務所では、経験よりも人柄や可能性を重視した採用を行っています。そのため、以下の素質をお持ちの方を歓迎しています。
・ 誠実に対応できる方
…顧問先との信頼関係が大切なため、丁寧で誠実な応対ができる方を求めています。
・自ら考え行動できる方
…効率化や生産性向上に向けて、自律的に動ける姿勢を重視します。
・変化に柔軟に対応できる方
…税制改正などの変化にも前向きに取り組み、学ぶ意欲のある方を歓迎します。
・成長意欲の高い方
…顧問先の発展のためにも、新しい取り組みに積極的に挑戦できる方が必要です。
当事務所では、税務業務にとどまらず、コンサルティング業務へのチャレンジも可能です。
若手が中心となって活躍しており、意欲と行動力があれば様々な経験が得られる職場です。前向きで熱意のある方のご応募を心よりお待ちしております!
応募方法
応募をご希望の方は、こちらのフォームからエントリーできます。フォームには、名前や連絡先などの必要事項のご記入をお願いいたします。なお、エントリー完了後は、担当者から書類の提出について連絡いたします。
書類をご提出いただきましたら、適性検査と面接に進んでいただきます。「やっていけるか不安」「応募に際して聞きたいことがある」などのご不明点も応募フォームでお気軽にお問い合わせください。皆様のご応募お待ちしております!
まとめ
待遇の良し悪しは、事務所によって異なるため一概には言えません。入社後のミスマッチを防ぐには、応募前に、福利厚生や残業時間などをしっかりと確認しておくことが大切です。
また、当事務所は、スキルアップ支援や福利厚生が充実しており、繁忙期の残業時間の平均も少ないのが特徴です。未経験者から業務をスタートした方も多数いるため、意欲とポテンシャルがあれば、着実にキャリアを高めることが可能です。
「自分の可能性を試してみたい」「成長したい」という気持ちがある方は、コンサル業務などを経験できる当事務所にぜひご応募ください!熱意ある方のご応募をお待ちしております!