建設業の経理にはクラウド会計ソフトの使用がおすすめ?

2022.06.20

みなさん、こんにちは!今回は建設業に業種を限定して

・経理にクラウド会計がおすすめの理由

・建設業でクラウド会計を使うメリット

・建設業向けの会計ソフトの選び方

について解説させていただきます!建設業を営んでおりクラウド会計の導入を検討されている方はぜひ参考にしてください。

また、すでに建設業の会計ソフトを使われている方は、今使っている会計ソフトが自社に合っているか・便利な使い方ができているかを確認していただければと思います!

【今日の内容】

 ★建設業会計の特徴

★クラウド会計を使う5つのメリット

・銀行との連携など自動取得に対応

・工事別の仕訳や原価計算も自動化

・税理士とのやりとりも簡単に行える

・経営状況が瞬時に確認できる

・脱属人化

★建設業会計ソフトを選ぶポイント

・クラウド型かオンプレミス型か

・製造原価科目に対応しているか

・カスタマイズに対応しているか  

・他システムとの親和性

・改正への対応

★建設業でよく使われている会計ソフトと建設業会計

★建設業におすすめの会計ソフト

★まとめ

【建設業会計の特徴】

まずは建設業の特徴について見ていきたいと思います!建設業は工事を着工してから完成引き渡しまでの期間が長期にわたることがある為、一般の企業よりも売上と原価の対応が重要となります。原価管理については特別のソフトがあるぐらい、原価の振り分けや管理が重要な業種となります。

また、勘定科目の表記が

売上 ⇒ 完成工事高   売掛金 ⇒ 工事未収入金

など一般の企業とは異なるなど、見慣れない勘定科目が出てくるため、経理の方が業界未経験などの場合は一般の会計よりも理解しにくのも特徴です。

 

【クラウド会計を使う5つのメリット】

続いて建設業でクラウド会計を活用するメリットを確認して頂きたいと思います。

① 銀行との連携など自動取得に対応

クラウド型の会計ソフトは基本的にはインターネットバンキングやクレジットカードの自動取得に対応しています。

建設業は現金預金の取引が多いため自動で仕訳を行ってくれるので業務精度も向上し経理の方の工数削減にも役立ちます

 

② 工事別の仕訳や原価計算も自動化

建設業は工事ごとの原価を把握する必要がある為、工事別の細分化された仕訳や間接費・労務費の工事ごとへの配賦作業など複雑な作業が必要になります。クラウド会計を活用することでこの建設業特有の原価計算も自動化することにより経理作業を簡素化することができます。経理作業を簡素にすることで人件費や社長の間接業務時間の圧縮につながります。

 

③ 税理士とのやりとりも簡単に行える

クラウド型の会計ソフトは入力した内容が瞬時に反映します。そのため、税理士と同時にアクセスして処理内容を確認してもらうことが可能です。また、遠隔で同じ資料を見ながら打ち合せを行うことも可能です。

現場や打ち合せにでることが多い方にとっては、税理士とのやりとりを楽にするためにはクラウド会計の利用はおススメです。

 

④ 経営状況・工事別採算がいつでも確認できる

クラウド型の会計ソフトは、インターネットにアクセスできればどこでも見ることができ、機器も選ばない(スマートフォンやタブレットでも可能)ので、いつでも気軽に内容を確認することができます。具体的には次のようなことが可能になります。

★外出先でアプリを使って預金残高を確認

★遠隔の税理士や経理の方と同じ画面で経営状況を確認

★現場で工事別の原価を確認し、原価の削減や不採算工事の早期発見に活用する

 

⑤ 脱属人化

建設業は一般の企業とは違い独自の勘定科目や会計処理で入力されている場合が多く、属人化しやすい傾向にあります。そのため、経理担当者が退職してしまった場合などは、別の経理担当者への引継ぎが上手く行えない(処理方法を教えきれない)場合が多く見られます。

これに対して、クラウド型の会計ソフトを導入しておけば自動仕訳ルールを設定するため、知識が無くても適切に業務を行えば、正しい会計処理ができる体制を構築できます。そのため、最低限の業務の引継ぎができれば正しい会計処理を続けることが可能となります。このようにAIの活用による業務の簡素化で属人化を防ぐことが出来ます。

 

【建設業の方が会計ソフトを選ぶ際のポイント】

ここからは建設業での会計ソフトを選ぶ際のポイントを解説していきます。

 

  • クラウド型orオンプレミス型(PCにダウンロードするタイプ)のどちらにするか?

決める際のポイントは次の点です。

(料金体系)

クラウド型・・・月額又は年額のサブスクリプション

オンプレミス型・・・ソフト料金(基本的に初回のみ)

(機器)

クラウド型・・・インターネットに接続できるPC・タブレット等

オンプレミス型・・・基本的に1台のPC

(データ保存)

クラウド型・・・サービス提供企業のサーバーで厳重に保存

オンプレミス型・・・ダウンロードしたPCに保存

 

弊社としては前章で記載させて頂いたメリットがあるのでクラウドをおすすめしております。

 

  • 製造原価科目に対応しているか

建設業で使う材料費や労務費などの科目が導入時から設定されているソフトを選ぶのが便利です。ただし、導入時から設定されていなくても勘定科目や補助科目の追加・削除などが簡単に出来るようなものであれば問題ないです。

 

  • カスタマイズに対応しているか

建設業の場合は会社独自の勘定科目や売上・売上原価の計上基準などがあることが多いためカスタマイズが出来るかどうかは重要です。

 

  •  業務管理システムとの親和性

後述しますが、建設業向けの業務管理システムがいくつもあります。会計システムを選ぶ際には導入されている又は今後導入する業務管理システムとの相性が重要になります。会計システムのみの機能で選んでしまうと、業務フローがかえって煩雑になってしますことがありますので、次の章の組み合わせを参考にシステムの選定を行ってください。また、他のシステムについても同じことが言えます。給与システム・経費精算システム・営業管理システムなどで既に活用しているシステムがある場合にはそのシステムとの連携の可否の確認をおすすめします。

 

  • 改正への対応

消費税の税率の変更やその他の税法の改正などがあれば対応しなければなりません。導入前にアップデートできるかどうか・コストがどれぐらいかかるのかの確認を行いましょう。クラウド型は常にアップデートされますので定額の料金の中に含まれております。こちらもメリットの1つですね。

 

【建設業でよく使われている業務管理システムと相性のいい会計システム】

ここからは具体的なシステムについて見ていきたいと思います。この章では建設業でよく使われている業務統合システムと会計システムのおすすめの組み合わせを見ていきます。組織化を考えており業務統合システムを導入していく方はこちらを参考にして頂きたいと思います。業務や組織がシンプルな方は次の章を確認ください。

*業務統合システムとは・・・営業管理、見積管理、工事管理、予算管理、発注管理、請求管理、入金管理、手形管理、出勤管理、伝票管理などを一括で管理できるシステム

 

★建設BALENA & マネーフォワード

建設BALENAは、追加料金なし(定額制)でカスタマイズし放題の建設業向けソフトです。会社が成長期で継続的にカスタマイズが必要な方におすすめです。迅速・丁寧なサポートもついていますので安心して利用いただけます。この建設BALENAと相性がいいのがマネーフォワードです。

 

 

★建設タウン & freee

「建設タウン」は会社内の情報だけでなく全国の現場からの情報が入手できる為、自社が工事を安値で請け負っていないかなどの確認もすることが出来ます。また、スマホのアプリをインストールすることによってもデータの確認ができる為、パソコンが無くても従業員の方にも利用していただけます。

 

★工事原価Pro & 弥生会計 

「工事原価Pro」は原価計算などに対応していることはもちろんのこと利用方法などがわからない場合でもサポートが充実しており不安なく使用していただけます。この工事原価Proと相性がいいのが弥生会計です。

 

【建設業におすすめの会計ソフト】

次におすすめの建設業向けの会計ソフトをご紹介させていただきます。前章では業務管理システムとの組み合わせでしたが、こちらでは会計ソフトをベースに建設業向けの機能をつけているソフトを紹介させて頂きます。1つのソフトで完結させたい方、小規模で経営されており業務や組織がシンプルな方向けのソフトです。

 

★勘定奉行 https://www.obc.co.jp/bugyo-cloud/kanjo-kensetsu

業界の導入率がNO.1の会計ソフトで他社会計システムからのデータ移行も簡単でサポートも充実しているため初めてクラウドを導入される会社におすすめです。

 

★PCAクラウド建設業会計 https://pca.jp/area_product/proken_function.html

工事別管理が充実しており、現在お使いの会計ソフトに満足していないなど工事原価をしっかりと把握していきたいなど会計ソフトの変更を検討中の方におすすめです。

 

★スイート建設会計

https://www.forum8.co.jp/product/conacc.htm?gclid=CjwKCAjwqauVBhBGEiwAXOepkYIGRV_WktRvUVvRBftC9yZQ2R6EP4hobpveU4ATsD0LgeJKNVT4-xoCK80QAvD_BwE

勘定奉行とPCAクラウドと比べて導入コストが安いため低コストで導入したい会社におすすめです。

 

以上がシンプルな事業者さんにおすすめの会計システムのご紹介でした。

 

【まとめ】

いかがだったでしょうか?建設業におけるクラウド活用のメリットとポイントが理解いただけましたでしょうか?

 

繰り返しになりますが建設業の会計は一般会計と比べて原価管理や勘定科目などで特殊な部分があり対応が必要となります。少し複雑なところはありますが、うまく会計システムや業務管理システムを活用することで業務効率化や採算管理への活用が可能になります。

 

ぜひ今回の記事を参考に自社にあったシステムを見つけて頂き、クラウド化に対応していっていただければと思います。

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